ラーニング・サークルを行い、エデン・オルタナティブについてスタッフがしっかり学び、職場にエデンの理念が浸透してくると、次のような効果が出てくるでしょう。
(1) 現場がにぎやかで元気になる
職場の風通しが良くなり、モラルがあり、上司&スタッフ、スタッフ同士が気軽に雑談をしたり本音で会話できるような関係になれば、「土壌づくり」がうまくいったということ。ちょっとした提案や懸念が頭に浮かんだら、周囲の人たちに言ってみようという雰囲気ができているはず。スタッフ自身の孤立感や無力感は解消され、お年寄りの孤独・無力感・退屈を解消するためにエネルギーを注ぐようになります。
(2) 離職率が下がる
米国をはじめ、世界各国でエデン・オルタナティブの理念を着実に実践している施設では、職場への不満で仕事を辞める人が減り、離職率が大幅に低下しています。やる気のない人は去り、やる気に満ちた人が残るでしょう。もしあなたの施設が人手不足に悩んでいたら、一日も早くエデン・オルタナティブの扉をたたいていただくことをお勧めします。
(離職率低下の詳細は「エデン・オルタナティブ あなたも主役になれるチーム作り」をご参照ください)。
(3) お年寄りがイキイキ元気になる
アメリカやカナダなど、エデン先進国の実践施設を訪問すると、イキイキとしたお年寄りの表情とキビキビと働くスタッフの姿に出会うことができます。「自分は必要とされている」「自分がいないと困る相手がいる」と感じているお年寄りは、のんびりしている中にも表情に張りがあり、施設での生活を誇らしげに紹介してくれます。
これはアメリカでの例ですが、入居当初は生きる意欲をなくして部屋にこもりがちだったおじいさんが、自分の部屋で小鳥を飼うようになったことがきっかけとなって、張り合いと周囲への関心、本来の陽気な性格を取り戻して施設内の貴重なムードメーカーになったという実話があります。エデン実践施設には、お年寄りのイキイキ復活ストーリーがあふれています。